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[新宿] 『サロン・デュ・ショコラ セミナー&デモンストレーション』 ~アルノー・ラエール~ [CHOCOLATE]

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伊勢丹新宿で「サロン・デュ・ショコラ(SALON DU CHOCOLAT)」。

参加した「セミナー&デモンストレーション」、
最後は「アルノー・ラエール(Arnaud Larher)」です。

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フランス・パリのショコラティエで、
2007年にM.O.F.を取得を取得されて、日本に初来場です。
モンマルトルにお店を開業していて、
最近、マカロンとケーキのお店を新しくオープンされたそうです。

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座席は、後方で少し見辛い席でした。
開始間際に行くと、やはり既にいっぱいですね。

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今回はデモンストレーション形式で、
「モンマルトル・ロシェ(モンマルトルの岩)」というスペシャリテを作ってくれました。

作り方は・・・

・砂糖200g、水80gでシロップを115℃で煮詰める。

・アーモンド・バトレ(スティック状のアーモンド)を160℃で16分間グリエしたものを入れてマッセする。
(IHだと鍋はだに火が回らないので不向きだそう)

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・アーモンドは500g、カラメリゼは必ずゆっくりやること。

・くっつくのを防ぐために、バター20gを加える(脂肪分を入れる)。

・クッキングペーパーに広げて冷ます。冷めてきたら手で軽くもみほぐしておく。

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・続いて、レーズン(ゴールド・175g)とオレンジピール(角切り・175g)を加えて混ぜ合わせる。
これは、この組み合わせの他に、
フルールドセル、生姜のコンフィ、ココナツ、ミルクチョコレート、レーズン・ホワイトなど他のパターンも可能。

・ショコラノワールに、フルールドセルをほんの少し(2つまみ)を加える。
520gで31℃くらいのもので、カカオバターを50g加えて全体にからめる。

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・ショコラ32℃にしたものを、アーモンドに加えていく。
温度が下がってきたら、電子レンジで32℃に上げる。

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・少しずつスプーンで分けていく。

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という流れでした。
途中で質疑応答が幾つかありましたが、
「テンパリングはカカオバターを入れたことで必要がなくなる。」といったテクニックや、
「日本人と仕事するのは好きだが、温度や分量など、注意深くて細かくて凄い必死だ」といった
面白い話をしてくれました。

「モンマルトル・ロシェ」と、「キャラメル・ショコラ・ノワール」を出してくれました。
(カラメリゼして余ったアーモンドも)

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こちらのボンボンショコラにも、フルールドセルが加えてあるそうです。
「(塩の話になって)ブルターニュ地方は本当に良いところだと、アンリ・ルルー氏に
言うように言われました」なんてことも話ししていました。

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M.O.F.という18名しかいないショコラティエが数名も来日していましたが、
こうやってセミナーに出てみると、皆さんとても楽しくて気さくな人ばかりでした。

今年の「サロン・デュ・ショコラ」も、
楽しい想い出がたくさんできたイベントでした。

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コメント 2

Yuki

こんにちわ。
ご訪問をありがとうございます。
こういう方の作るチョコは、芸術ですね!(*^-^)
by Yuki (2009-01-25 11:20) 

tamtam

はじめまして☆
詳しいレポート楽しませていただきました!!!
by tamtam (2009-01-25 14:43) 

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